DeNAが延長10回サヨナラ勝ちも、筒香が負傷退場&守護神・山﨑が救援失敗
途中出場の若手選手が躍動し、延長10回を制す
DeNAは14日、本拠地でのヤクルト戦に延長10回に4-3でサヨナラ勝ちした。1点リードで迎えた9回表には、守備に就いた筒香が負傷交代、守護神・山﨑が救援に失敗して同点とされるも、若手選手の躍動で勝利をもぎ取った。
この日、先発を務めたウィーランドは3回まで毎回打者3人で終わらせる好投を披露。4回こそ2四球と2安打で1点を失い、同点に追いつかれたが、直後に味方が勝ち越しと、7回途中まで3安打4四球4奪三振で1失点と好投した。
8回に3番手の三上が同点とされたが、直後に代打・乙坂が勝ち越しタイムリー。1点リードで9回を迎えた。
だが、9回表に左翼の守備に向かった筒香が、プレーが始まる前に足を引きずりながらベンチへ戻って交代のアクシデント発生。主砲の負傷退場に動揺したのか、マウンドに上がった守護神・山﨑は2夜連続の失点で同点とされ、救援に失敗した。
延長10回に途中出場の若手が奮起した。先頭の関根がセーフティバントを決めて出塁すると、1死後に暴投とボークで三塁まで進む。1死三塁の場面で打席に立った白崎が、値千金のタイムリー内野安打を放ち、DeNAが連敗を2で止めた。
サヨナラ勝利を飾ったものの、主砲の負傷と守護神の不調という不安を抱える1日になってしまった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count