9回2死から逆転2ランの西武メヒア「菊池が投げる大事な試合に勝ててよかった」
9回2死フルカウントから左中間へ起死回生の逆転弾
西武・メヒアが土壇場で野球の怖さを見せつけた。
1点を追う14日ロッテ戦の9回、2死一塁で、抑えの益田から左中間へ起死回生の3号逆転2点アーチをかけた。カウント3-2の6球目、シュート回転で甘く入った146キロの速球を見事に捉えた大きな一発。「あの一発しかないでしょう。雄星が投げる時は普通にやったら、勝たなきゃならない試合。貯金が1つの状態で、今日は大事な試合だった」と、辻監督もメヒア”様々”だ。
一振りで試合を決めたメヒアは「カウント3-2で、とにかくボールにコンタクトすることだけを考えていた。風でどうかなと(入るか)確信はなかったが、フェンスを超えてくれた。菊池が投げる大事な試合に勝ててよかった」と、お立ち台で破顔一笑していた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count