今季初先発のイチローは4打数無安打 チームは9回に劇的なサヨナラ勝利

メジャー通算3031安打で歴代24位まで残り「22」本のまま

 マーリンズのイチロー外野手が14日(日本時間15日)、本拠地でのメッツ戦で今季初先発出場を果たしたが、4打数無安打に終わった。チームは9回に3-2で劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

 開幕10戦目にして「7番・右翼」で初スタメンを飾ったイチローだが、バットから快音が響くことはなかった。メッツ先発は開幕投手を務めたシンダーガード。イチローは2回の第1打席でセンターフライ、5回の第2打席には投ゴロに打ち取られた。

 2-2の同点で迎えた6回2死二塁の第3打席では、カウント3-0からの4球目を強振。大きな飛球は右中間を破る二塁打になるかと思われたが、メッツ中堅グランダーソンが快足を飛ばして捕球し、惜しくもアウトとなった。

 8回の第4打席は、4番手エジンの前に空振り三振。4打数無安打で打率は.100となった。

 試合は同点のまま9回に突入。延長16回、5時間38分の死闘を演じた前日に続く延長戦に突入かと思われたが、2死一塁からリアルミュートが右中間を破るサヨナラヒットを放ち、劇的な勝利を収めた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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