初勝利のヤンキース田中が仲間に感謝のツイート「次こそは僕がビシッと!!」

カストロ&ローマインの本塁打、クリッパードの好救援に救われる

 14日(日本時間15日)に本拠地でのカージナルス戦で今季初勝利を飾ったヤンキース田中将大投手が、試合後に自身のツイッターを更新し、窮地を救ってくれたチームメイトに「本当に感謝です。」と綴った。

 3回途中7失点と大荒れだった2日(同3日)開幕戦レイズに続き、先発2戦目の8日(同9日)オリオールズ戦も5回3失点と奮わなかった右腕。3戦目となったこの日も、初回に先制2ランを浴びる嫌な立ち上がりとなった。だが、その裏の攻撃でカストロが2ランを打って同点に追いつくと、2回には女房役ローマインが勝ち越しのソロ弾。打線の援護を受けた田中は、3回最終打者から10者連続凡退に抑える好投を見せた。

 だが、7回に先頭アダムスを不運な内野安打で出塁させると、1死一、二塁からグリチャックに左翼線へタイムリー二塁打を運ばれ、1点差まで迫られた。なおも1死二、三塁。1本の長打で逆転という場面で、田中はやむなく降板。しかし、マウンドを継いだ2番手クリッパードが後続を打ち取り、無失点救援でピンチを凌いだ。

 田中はツイッターで「カージナルス戦に登板してきました。試合を重ねるごとに少しずつ良い面が出てきていますが、まだまだですね。。。」と振り返った。同時に、仲間の後押しで手に入れた1勝目に感謝。「今日の試合の中でも立ち直るチャンスをくれたり、失点の危機を救ってくれたりとチームメイトに救われた登板でした! 本当に感謝です。」と気持ちを伝えた。

 試合で助けてくれた仲間に恩返しできるのは、やはり試合の中。田中は最後に「次こそは僕がビシッと!!」と宣言し、次戦ではチームを引っ張る好投見せることを誓った。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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