広島岡田が初の9回完投勝利 4安打1失点9K、今季チーム完投一番乗り!
4回までパーフェクト、8回にも151キロの計測の快投
広島の岡田明丈投手が15日の阪神戦で9回4安打1失点9奪三振で完投。チームの完投一番乗りで、2勝目をあげた。チームは前日(14日)に引き分けを挟んでの連勝が10でストップ。仕切り直しの一戦できっちりと白星をものにした。
岡田はストレートのキレが抜群だった。ストレートを軸に押す組み立てで、4回まで一人の走者も許さないパーフェクト投球。4回までに7得点と、味方打線の大量援護にも助けられ、テンポの良い投球だった。
5回先頭の福留に初安打を打たれると、2死一塁からルーキーの糸原に右中間を破られ1点を返された。7回にも2本の安打で2死一、二塁のピンチを背負ったが、再び迎えた糸原を今度は147キロのストレートで遊ゴロ。2点目は許さなかった。
100球を超えた8回にも151キロを計測するなど終盤まで球威は衰えず。9回も3者凡退で締めた。113球で無四球、9奪三振と盤石の内容だった。
前回登板の8日ヤクルト戦(マツダ)は完封目前の9回途中で失点し降板。自身初の完封、9回完投勝利を逃していた。期待の大きい2015年のドラフト1位右腕が2年目で確かな成長を示している。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count