42歳上原浩治、救援最長無失点イニング継続で際立つ存在感「コウジは不死身」

現在20イニング無失点はミラー抑えて救援最長、全体でも2位

 カブスの上原浩治投手が15日(日本時間16日)、本拠地でのパイレーツ戦に4番手で登板し、1回1安打1奪三振で無失点の快投を見せた。これで開幕から6試合連続無失点。チームは4点差を逆転されて7-8で敗戦。これで2連敗となったが、今年42歳となった右腕はカブスのブルペンを支える活躍を続けている。

 この日の出番は4点差を逆転された直後の8回だった。2点ビハインドの状況でマウンドに上がると、先頭のゴセリンに初球セーフティーバントを決められるも、セルベリを右飛、ハリソンを二飛に打ち取り、最後はハンソンをスプリットで空振り三振に仕留めた。

 上原はこれでレッドソックス時代の昨年7月9日のレイズ戦から21試合連続で無失点を継続。この日の試合前には球団側が19イニング無失点について現在メジャーの全投手の中で最長となっていることを発表し、試合後には20イニングに伸びた。同日、マリナーズのジェームズ・パクストンが8回零封の好投を見せて21イニング連続無失点とし、上原は全体で2位となったものの、救援投手では最長。救援2位はインディアンスのミラーで18回1/3と続いている。

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