42歳上原浩治、救援最長無失点イニング継続で際立つ存在感「コウジは不死身」

ファンからも賛辞「コウジは不死身」、「ウエハラは最も安定した選手」

 2009年にメジャーデビューした上原はここまで20試合以上の連続無失点を4度記録。1度目はレンジャーズ所属の2012年9月1日のインディアンス戦からレッドソックス所属となった年2013年4月18日のインディアンス戦までの22試合。2度目は2013年5月9日のマリナーズ戦から9月13日のヤンキース戦の27試合。3度目は2014年5月3日のアスレチックス戦から6月16日のツインズ戦までの20試合だった。

 試合後はツイッター上でもカブスファンから称賛の声が寄せられ、「本当に、コウジはここまで素晴らしい」、「チームは諦めなかった。ジェイクは未だ最高…コウジは不死身」、「今のところ、コウジ・ウエハラは最高の、そして最も安定した選手だ」、「私が信頼しているのはレスター、ヘンドリックス、エドワーズ、ウエハラそしてデイビスだけ」、「ウエハラを7回(※カブスはこの回5失点)に登板させるべきだった」などの賛辞が並んだ。

 4月3日に42歳の誕生日を迎えた右腕は現在、メジャーの救援投手の中で最年長。それでも新たな環境の中で抜群の適応力を見せ、結果を残し続けている。豊富な戦力を揃える昨年のワールドシリーズ覇者・カブスの中で、上原の存在感は日増しに大きくなっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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