43歳イチローの密かな野望!? 旧知の米実況アナに明かした次なる目標とは
まだ投手として投げるつもりはあるのか?と聞かれると…
17日(日本時間18日)から2014年以来3年ぶりのシアトル凱旋中のマーリンズのイチロー外野手。2001年のメジャーデビューから12年途中にヤンキースへトレード移籍するまで、長年を過ごした思い出の地への帰還に、敵地シアトルは大いに沸いている。イチロー自身もシアトルへ戻ることは格別な思いがあるようで、マリナーズ時代から知る実況担当アナのデーブ・シムズ氏に「ここは僕の家だよ!」と話したという。シムズ氏が自身のツイッターで伝えている。
昨年メジャー通算3000安打を達成した“レジェンド”の帰還を前に、“地元”シアトルでは複数メディアが特集を組むなど、お祭り騒ぎの盛り上がりを見せている。マリナーズで番記者を務める面々も、“イチ”の愛称で親しまれたイチローの帰りを待ちわびていたようだ。その1人でもあるシムズ氏は、イチローに会うためにマーリンズ側のクラブハウスに行った時の模様をツイートしている。
シムズ氏にシアトルに帰ってきた気分を聞かれた背番号51は「ここは僕の家だよ!」と答えたそうだ。さらに、大きな笑みを浮かべながら50歳以上を目標に現役生活を続けると話したという。そして、「まだ投手として投げるつもりはあるのか?」と聞かれると、もう1つの秘めたる野望を明かしたそうだ。
「もちろん、ナックルボールを投げるよ!」
2015年シーズンの最終戦、フィリーズ戦で“投手”デビューを果たしたが、それだけでは飽き足らず。次回登板する際は、ナックルボーラーとしての投球術を披露する心積もりがあるらしい。
こんな気の置けないやりとりができるのも、勝手知ったる“家”に帰って来たからこそ。17日(同18日)からは3日間、シアトルは大いなるイチロー・フィーバーに沸くことだろう。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count