イチロー3年ぶりシアトル凱旋は3の0 バットで応えられずも好捕で魅せる

今季2度目の先発、古巣総立ちも7試合連続ヒットなしで打率.067

 マーリンズのイチロー外野手は17日(日本時間18日)、敵地でのマリナーズ戦に「9番・左翼」で今季2度目の先発出場。古巣シアトルのファンにスタンディングオベーションで出迎えられたが、3打席無安打に終わった。だが、8回の守備ではジャンピングキャッチの好捕で魅せた。試合は1-6で敗れた。

 10日(同11日)メッツ戦以来、今季2度目の先発出場をしたイチローは、3点を追う3回2死走者なしで第1打席を迎えたが、マリナーズ先発左腕ミランダの前に二ゴロに倒れた。6点を追う6回には一塁ゴロ。マリナーズ2番手ビンセントと対戦した8回1死走者なしでの第3打席は、2ストライクから5球目チェンジアップを二ゴロとした。打率は.067となった。

 打席では3打数無安打に倒れたが、8回の守備でモッターが放った大きな飛球をフェンス直前でジャンピングキャッチ。球場は大きな歓声に包まれた。

 イチローは7試合連続無安打に終わったため、メジャー通算3031安打のままで、歴代24位のロッド・カルー(3053本)まで残り「22」となっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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