ダルビッシュ今季2敗目 味方先制直後の6回に4失点 鬼門でまた勝てず

5回まで1安打の快投も味方先制直後の6回に崩れる

 レンジャースのダルビッシュ有投手が18日(日本時間19日)、敵地でのアスレチックス戦に先発し、5回1/3を投げて3安打2四球4奪三振4失点(自責4)で今季2敗目を喫した。味方が2点を先制した直後の6回に同点とされ、なおも1死一、二塁と逆転の走者を残したまま、82球(51ストライク)を投げて降板。相性が悪い鬼門オークランドコロシアムに捕まった。チームは2-4で敗れた。

 この日は速球とスライダーを軸に、初回から飛ばした。3回に1死からマックスウェルに右前打されるまで、打者7人を連続凡退。安打を許した後も、落ち着いて後続を二ゴロ併殺に仕留め、二塁を踏ませなかった。4回、5回も3者凡退に仕留める快投を見せた。

 この日はアスレチックス先発トリッグスも好投したが、レンジャーズ打線は6回にアンドラス、マザラの適時打などで2点の先制に成功。ダルビッシュを援護したが、エースがこれに応えられなかった。

 6回裏、ダルビッシュは先頭プルーフに四球を与えると、1死からロサレスに同点2点弾を左翼スタンドに運ばれる。さらに、続くデッカーに左中間二塁打、アロンソに四球を許し、1死一、二塁としたところで降板。2番手バーネットが満塁とた後で中犠飛を許し、さらに3番手アルバレスが中前適時打を浴びて、ダルビッシュが残した2走者が生還した。

 ダルビッシュは13日(同14日)敵地エンゼルス戦で7回無失点の快投で今季初勝利をマーク。この日も序盤はアスレチックス打線を寄せ付けず、これまで通算1勝3敗、防御率5.72の敵地オークランドコロシアムで勝利を飾れるかと思ったが、6回に粘りきれなかった。

 次回は中4日のスケジュール通りなら、23日(同24日)本拠地でのロイヤルズ戦での先発が予定される。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY