中日2年目小笠原が2軍戦で炎上 ホークス打線に捕まり3回9安打8失点でKO
中日の15年ドラフト1位・小笠原慎之介投手が、大炎上を喫した。昨秋に左肘を手術した左腕は19日、ウエスタンリーグのソフトバンク戦(タマスタ筑後)に先発したが、3回9安打8失点と崩れ、78球でKOされた。
初回先頭の川崎に左越えの二塁打を浴びると、真砂に右前適時打を浴びて先制点を献上。さらに2回に大きく乱れた。先頭の曽根に中前安打を浴びると、川崎、明石、江川と1軍クラスの選手に安打を浴び、次々に失点。最後は2死一塁から栗原に右越え本塁打。この回打者11人に8安打を浴び、一挙に7点を失った。
左肘の遊離軟骨除去手術からの復活を目指している小笠原。3月29日の同リーグ・楽天戦(ナゴヤ)で実戦復帰を果たし、この日がウエスタンリーグで3度目の登板だった。
1軍は3勝10敗2分けでセ・リーグ最下位に沈み、15試合連続で先発投手に白星がない。投手陣の救世主として、2年目左腕が期待されていたが、厳しい結果となってしまった。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count