ソフトBの2軍で続く若手投手のアピール 3年目右腕・松本が自覚する強み
笠原に続いて松本も2軍戦で快投、「真っすぐはイメージ通り投げられた」
ソフトバンクのファームで、期待の若手が続々とアピールを続けている。19日のウエスタンリーグ中日戦(タマスタ筑後)。この日は3年目の右腕・松本裕樹投手が好投を見せた。「変化球があまり入っていなくて、そこの課題はある。ただ、真っすぐはイメージ通りに投げられました」と、7回を3安打無失点に封じた。
「初回は投げていてしっくりこなかった」という立ち上がり。真っすぐが130キロ台前半と走らず、1死から右前安打と四球で2死一、二塁とされたが、無失点に切り抜けると「そこからは良くなっていった」。味方の大量援護もあり、テンポよくカウントを整えて凡打の山を築いた。三塁を踏ませない安定した投球だった。
「フォームの問題でした。上体で投げてしまって、下が使えていなかった」という4月2日の同中日戦(ナゴヤ)では5回5失点と崩れたが、同12日の同阪神戦(鳴尾浜)では6回2失点と修正。そしてこの日は7回無失点と好投した。