イチロー凱旋弾、マリナーズ戦本塁打は初 称賛続々「ロマンチック」「君は男」
「マリナーズファンが大声援」「背番号51に畏敬の念を」
マーリンズの公式ラジオのアナウンサー、カイル・シーラフ氏は「本当にロマンチックな試合だと思わないか? 君は男だ、イチロー…君は男だ」と感嘆。MLB公式サイトでマーリンズ番を務めるジョー・フリサロ記者は「イチローがMLB通算115本目の本塁打、セーフコフィールドで54本目、対マリナーズとして初だ」と古巣相手への初本塁打だったことを紹介し、「(打球速度)94マイル(約151キロ)、(打球角度)26度、71フィート(約21.64メートル)の高さ、377フィート(約114.9メートル)の距離」と詳細なデータを紹介した。
他にも、FOXスポーツフロリダは「チームメイトからシアトルの街まで、全員がイチローに声援を送っている。乾杯、イチ」と称え、NBCスポーツのビル・ベアー記者は「マリナーズファンは自分たちの球団を相手に本塁打を打ったイチローに大声援。とても見事だ」とツイート。ESPNシアトルが「背番号51に畏敬の念を」とつぶやくなど、マリナーズ公式サイト以外にも古巣からの祝福の声が相次いだ。
イチローはオリックス時代のプロ2年目1993年から日米を通じて25年連続本塁打。日本人選手としては、谷繁元信(26年)に次ぎ、野村克也(25年)とならぶ歴代2位に。4回には右腕ヘルナンデスからレフト前ヒットを放ち、シアトルでヤンキース時代の2014年6月12日以来1042日ぶりの安打を記録してており、今季初のマルチ安打。メジャー通算3033安打で、歴代24位のロッド・カルー(3053本)まで残り「20」として、打率は.158となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count