オリックス西が「何とか粘って」2勝目 打線援護で逆転5連勝

西が粘投でチーム5連勝に貢献

 金子千尋とオリックス2枚看板の西勇輝投手が22日のロッテ戦で、2度リードを許す展開にもバックの援護を受けて今季2勝目を挙げた。8回123球を投げ、7安打3失点。チームの5連勝に貢献した。

 鹿児島での試合が流れて中12日と間隔が空いた影響か、2回に2点を失ったが、4回に9番若月の2点タイムリー三塁打で同点に。西は4回にも先頭ダフィーの右翼フェンス直撃の三塁打、田村の2打席連続犠飛で勝ち越されたが、6回にT-岡田の同点アーチが飛び出した。

 さらにオリックスは7回、小谷野が勝ち越しタイムリーを放ち、チーム一丸で2枚看板を支えた。

「何とか粘って、自分のピッチングをしようと思った。(間隔があいたことは)考えず、一人一人に(しっかり)投げようと」と西。敵地の球場でのお立ち台だったが「たくさんの人の前で投げる喜びを感じながら投げました」と胸を張っていた。

【了】

細野能功●文 text by Yoshinori Hosono

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