ホークス寺原、2年ぶり先発も4回途中KO
3回まで無失点も4回に楽天打線につかまる
2年ぶりの先発となったソフトバンクの寺原隼人投手が、4回途中でKOされた。
和田、武田と、先発陣に故障者が相次ぎ、中継ぎから急遽、先発としての起用になった右腕。初回は茂木への死球で走者を出したが、ペゲーロを二ゴロ併殺打に切るなど、3人で抑えると、2回、3回と三者凡退に打ち取った。
だが、2回り目に入り、楽天打線につかまった。先頭の茂木に右中間を破られると、ペゲーロにも右中間を破られる適時二塁打を浴びて、先制点を献上。無死一、二塁となり、4番アマダーには左前への適時打を浴び、ここで降板となった。
2015年9月29日の楽天戦(ヤフオクD)以来の先発だった寺原。3回0/3を投げて3安打2失点、49球でマウンドを降りることになった。2番手には、この日1軍に昇格した飯田優也投手が登板。後続から2三振を奪うなど、好リリーフを見せ、これ以上の失点は許さなかった。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani