韓国で「神」と呼ばれた“逆輸入男” 世界一名将も活躍に驚き「ボンズのよう」
3季を過ごした韓国では「GOD(神)」と崇められる
2014年から3シーズンを韓国で過ごしたテームズは、移籍1年目は打率.343、37本塁打、121打点を記録。2年目の2015年には打率.381で首位打者に輝く一方、47本塁打、140打点、40盗塁をマークし、MVPに輝いた。昨季は121試合に出場して打率.317、40本塁打、118打点の好成績で本塁打王の活躍。韓国では「GOD(神)」と崇め立てられ、デートの最中にもサインを求められる人気ぶりだったという。
韓国に渡る以前、メジャーでは181試合に出場し、打率.250、21本塁打、62打点と奮わず。韓国が極端な“打高投低”のリーグであることから、テームズを3年総額1600万ドル(約17億4500万円)で“逆輸入”することに懐疑的な声も上がっていたが、見事自らのバットで疑問の声を吹き飛ばしている。
韓国に続き、新たな本拠地ミルウォーキーでも人気が爆発することは間違いないが、記事によればテームズは今までと変わらず、気さくにバーへ出掛け、ビールとハンバーガーを楽しむ予定だという。
取材に対して「有名になることは悪いことじゃない。文句を言うつもりはないよ。だって、名声に嫌われることだってあるんだから。好かれた方がましだよ」と話している。驚異の打撃好調はいつまで続くのか。“逆輸入男”の快進撃を楽しみたい。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count