青木宣親、5度目マルチで日米通算2000安打へ「22」 ア軍は4点差逆転勝ち
3打数2安打で日米通算1978安打&打率.325に、アストロズは延長10回の熱戦制す
アストロズの青木宣親外野手は23日(日本時間24日)、敵地でのレイズ戦に「8番・レフト」で先発し、4試合ぶりのヒットを放つなど3打数2安打1四球と活躍した。今季5度目のマルチ安打で、日米通算1978安打(NPB1284本、MLB694本)として、2000安打へ「22」。アストロズは4点差を逆転し、延長10回の熱戦の末に6-4で勝利した。
アストロズは初回に4点を先制される苦しい展開。2回、アストロズは2死からブレグマンが四球、グリエルが遊撃への内野安打で一、二塁として、青木が打席へ。青木はフルカウントから四球を選び、満塁とチャンスを広げたが、マリスニックは空振り三振に倒れた。
3回、アストロズはコレアの2ランで2点を返す。3回からライトの守備に回った青木は4回、2死からセンターへのヒットを放つも、ゴンザレスは一ゴロで得点にはつながらない。しかし、5回にはアルトゥーベのソロ本塁打が飛び出し、アストロズは1点差に迫った。
青木は7回、先頭で打席へ。遊撃への内野安打にレイズがチャレンジするも、ビデオ判定でもセーフとされて出塁したが、ここも後続が倒れた得点にはつながらない。しかし、9回。アストロズは先頭グリエルがライト前ヒットで出塁。青木は一ゴロに倒れるも、グリエルは二塁に進む。さらに。グリエルはパスボールで三塁まで進むと、代打ガッティスが犠飛。ついに同点に追いついた。
試合は延長に突入。10回、アストロズはマッキャンがタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。グリエルもレフトへのタイムリーを放ち、2点差とした。元DeNAのグリエルは「7番・ファースト」で5打数3安打1打点と活躍した。
アストロズは9回裏をジャイルズが抑え、6-4で勝利した。青木は打率.325と3割台に戻した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count