上原浩治、今季のスプリットはまだ“発展途上”!? 「コツコツやらなあかん」
今季初失点後は再び2試合無失点も…スプリットは「全然良くないや」
カブスの上原浩治投手が自身のブログを更新し、宝刀のスプリットが今季はまだまだ“発展途上”であることを明かした。
上原はカブスに移籍した今季、キレのある直球を武器に開幕から6試合連続無失点と快投。しかし、16日(日本時間17日)の本拠地アスレチックス戦で1点リードの8回に登板してまさかの3失点を喫し、移籍後初黒星を喫した。レッドソックス時代の昨季から続いていた連続無失点も「21試合」でストップ。それでも、その後は再び2試合連続と立て直し、チームに大きく貢献している。
新天地の世界一球団で早くも首脳陣から信頼を寄せられている右腕は、23日にブログを更新。6点リードの7回に登板し、1回1安打無失点に抑えた22日(同23日)のレッズ戦について振り返った。
投球の詳細を記した上原は、唯一のヒットとなった二塁打がスプリットを打たれたものだったことを振り返り「ちょっとスプリットが良くなったって書いたけど、あれは間違いだったみたいやね」と言及。実際に、開幕以来、スプリットの状態が良くないことを明かしていたが、15日(同16日)の本拠地でのパイレーツ戦後には「段々、スプリットの精度が上がってきたかな」と綴っていた。
ただ、この日のブログでは「全然良くないや (^_^;) 落ちない、コントロール出来ない…。練習の時は、すごいいい感じで投げれてるのに、試合になるといまいち…。プレッシャーや状況で練習の時とは違うってのは分かるけどね」と“悩み”を吐露。もっとも、まだまだ投球のレベルは上がるということでもある。
最後には「もっともっと練習が必要ってことやね。コツコツやらなあかんってこと。また明日からも頑張ります!」と誓った上原。向上心を失わない42歳の状態がさらに上がっていけば、カブスとしても心強い限りだ。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count