ダルビッシュ、術後最長8回快投 地元紙は“完全復活”歓迎「疑問の余地残さず」
球威衰えず8回2失点で2勝目、地元メディアも続々称賛「ここ数年で最高の先発登板」
レンジャーズのダルビッシュ有投手は23日(日本時間24日)、本拠地でのロイヤルズ戦で8回5安打2失点8奪三振1四球と快投し、今季2勝目(2敗)を挙げた。地元メディアは、右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)から復帰後最長&最多となる8回113球を投げたことを特筆。エースの“完全復活”を歓迎している。
“志願”の続投でマウンドに上がった8回も97マイル(約156キロ)を記録するなど、3回に連続ソロ弾を浴びた以外は危なげない投球を見せたダルビッシュ。回を追うごとに力強さを増した投球をバニスター監督やブルケイル投手コーチ、女房役のチリノスも絶賛したが、地元メディアも完全復活として大々的に報じた。
地元紙「スターテレグラム」は「ユウ・ダルビッシュがここ数年で最高の先発登板、レンジャーズはロイヤルズを圧倒」との見出しで速報。その後、「レンジャーズはロイヤルズを圧倒、ダルビッシュは疑問の余地を残さず」との見出しでも伝え、チェンジアップがロイヤルズの打者を翻弄したことなどに言及している。