ヤンキース若手が攻守で躍動 “51年ぶり”誕生日弾&客席へ飛び込み超美技
ジャッジが初めてのフェンウェイ・パークで存在感
開幕から活躍を続けているヤンキース期待の若手、アーロン・ジャッジ外野手が敵地レッドソックス戦で攻守で沸かせた。
この日が25歳の誕生日のジャッジは、キャリア初の敵地フェンウェイ・パークでの試合に「6番・ライト」で出場。まずは2回、無死一塁で昨季のサイ・ヤング賞右腕ポーセロのツーシームを捉え、右翼スタンドへ7号2ランを運んだ。「ESPNスタッツ&インフォ」のツイッターによると、ヤンキースの選手が誕生日にフェンウェイ・パークでホームランを打ったのは、1966年のロジャー・マリス以来実に51年ぶりだという。
さらに、3回は超美技を見せた。1死二塁でレッドソックスのボガーツがライトファウルゾーンへ飛球を放つと、ジャッジが猛然と追った。最後はスタンドへと落ちていくボールを、体を投げ出して捕球。ジャッジ自身も勢い良くスタンドへと飛び込んだ。
初めは捕球が不完全と見られてファウルと判定されたものの、ヤンキースがチャレンジ。ビデオ判定の結果、捕球が確認され、覆ってアウトととなった。名門球団のスター候補が、初となる宿敵本拠地でのゲームで存在感を見せている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count