ソフトB川崎、4打席目に日本球界6年ぶりヒット 先頭で出て勝ち越し口火に
西からセンター前ヒット、福田の勝ち越し2ラン呼び込み初得点も記録
米球界から6年ぶりにソフトバンクに復帰した川崎宗則内野手が、28日のオリックス戦(京セラD)から1軍に昇格した。6年ぶりとなるNPBでの試合は、いきなり「1番・二塁」で先発出場した。
復帰後初安打が飛び出したのは、7回の攻撃だった。先頭で打席に入ると、西が投じた真ん中低めへの初球を中前へとはじき返した。一塁ベース上に到達すると、ベースコーチの鳥越裕介内野守備とグータッチを交わした。今宮の犠打で二塁へ進むと、途中交代した柳田に代わって入った福田が右翼席へ今季初本塁打となる2ラン。川崎はホームへ生還し、初得点をマークした。
初回先頭の第1打席は初球を打って一ゴロ、2回2死一、二塁で巡ってきた第2打席は西のチェンジアップにバットが空を切り空振り三振だったが、4回2死一、二塁の守備で魅せた。中島が放った中前へ抜けようかというライナーに横っ飛び。グラブに入った打球は一度こぼれ出たものの、すぐさま拾い上げると遊撃の今宮にトスして二塁封殺。抜ければ同点だったが、好プレーで先発の中田を救った。
その直後の攻撃。5回1死で第2打席に。初球はボール、2球目は西のチェンジアップをフルスイングしてファール。3球目はセーフティーバントを試みたが、ファールに。そして4球目、外角への120キロのカーブで見逃し三振に倒れていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count