日ハム大田、移籍後初の札幌Dでの公式戦へ 「結果を残すことが仕事」
今月23日に1軍復帰「打席に集中したい」
日本ハムの大田泰示外野手が29日、楽天戦(札幌ドーム)に意欲を見せた。巨人からトレード移籍1年目の今季は、3月4日巨人とのオープン戦(札幌ドーム)で左脇腹を痛め、今月23日に1軍復帰したばかり。移籍後初めて迎える本拠地での公式戦を前に「ホームに帰ってきて5試合ある。勢いをつけてビジターでも戦えるようにしたい」と力を込めた。
故障明け後、ファーム2試合出場しただけで昇格し、打席数はそれほどこなしていない。「打席に立てば結果を残すことが仕事。そこに甘えず、打席に集中したい」と言い訳にはせず結果にこだわる。1軍復帰後3試合に先発し、6番と7番を任された。「下位がしっかり上位につなげることが大量点につながる。ランナーがいなければ一発とかロングといった自分の持ち味を生かしたい」と話した。
この日は「北海道シリーズ2017 WE LOVE HOKKAIDO」の開幕日でチケットは完売。満員の札幌ドームで「日本ハムの大田」をアピールしたいところだ。
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石川加奈子●文 text by Kanako Ishikawa