ナショナルズで大記録誕生! 6安打3本塁打10打点でMLB史上2人目の快挙
ナショナルズ三塁手レンドンが覚醒、ハーパーは月間32得点で球団新記録
30日(日本時間5月1日)にナショナルズ本拠地で行われたメッツ戦で、大記録が2つ誕生した。打線が爆発したこの日は、ナショナルズが23-5と圧勝。止まらぬ打線を牽引したのが、主砲ハーパーと三塁手レンドンだった。
開幕以来、打撃好調が続くハーパーは、この日、4打数2安打2四球と4度出塁に成功。いずれの場合もホーム生還に成功し、4月の月間得点を「32」に伸ばした。これは1997年にラリー・ウォーカー(ロッキーズ)が樹立したメジャー記録「29得点」を3点も上回る新記録。この日を終わり、打率.391はメジャー2位、出塁率.509は同1位、22四球も同1位と、抜群の成績を残している。
そして、史上2人目となる快挙を達成したのは、26歳三塁手のレンドンだ。この日はなんと6打数6安打3本塁打10打点という驚異的な数字を記録。米スポーツ専門局「ESPN」公式サイトによれば、6安打3本塁打10打点を達成したのは、メジャーの長い歴史を振り返ってみても、1949年7月6日にレッズのウォーカー・クーパーがカブス戦で達して以来、史上2人目の出来事だという。
さらに、1試合で6安打+3本塁打以上を記録したのも、1900年以降ではタイ・カッブ(1925年5月5日)、エドガルド・アルフォンソ(1999年8月30日)、ショーン・グリーン(2002年5月23日)に次ぐ4人目の快挙だったそうだ。
レンドンは、開幕以来本塁打なし、5打点と、この日まで打撃の調子が上がらずにいたが、まさかの覚醒を果たし、チームの大勝利に貢献した。すでにナ・リーグ東地区の首位を独走し始めたナショナルズだが、どうやら勢いは4月だけでは終わらなそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count