偉業イチローに古巣球団関係者が熱いメッセージ「MLB最高の選手であることが誇り」
3000安打達成のイチローへ、マリナーズ関係者が改めて敬意「友だちと呼べて光栄」
4月30日(日本時間5月1日)の本拠地パイレーツ戦の開始前に3000安打達成の記念セレモニーが催されたマーリンズ・イチロー外野手。ここまで多くの賛辞が贈られる中、古巣マリナーズのマーケティング部長がこの日の試合を中継した地元テレビに登場し、「友だちと呼べることを光栄に思う」と改めて最大限の敬意を表した。
昨年8月7日の敵地ロッキーズ戦でメジャー史上30人目となる3000本安打を達成したイチローは先月17日に古巣マリナーズの本拠地セーフコ・フィールドでも祝賀セレモニーが行われた。この時は観衆が総立ちとなり、フィールドにレッドカーペットが敷き詰められる異例の待遇を受けたが、このセレモニーを企画したマリナーズのケビン・マルティネス・マーケティング部長が30日のパイレーツ戦を中継した地元テレビ局「FOXスポーツ・フロリダ」に登場し、改めて祝賀セレモニーを振り返った。
同氏は「去年の夏に2017年シーズンの日程でマイアミ・マーリンズの名前を見た時に興奮しましたよ。イチローのアメージングな偉業を称える機会だと。3000本安打を達成したのはわずか30人です。ですから、(マーリンズ3連戦の)初戦の試合前に最大のもてなしをしようということになったのです」とセーフコ・フィールドでのセレモニー開催に至った経緯を説明。「セーフコ・フィールドでの彼の凱旋を祝うセレモニーの前に、電光掲示板ではマリナーズでのヒットを速射砲のように次々に映し出しました」、「彼の追憶の様子は楽しかった。彼もセレモニーにすごく感謝していました」と振り返った。