青木宣親が攻守で2連勝貢献 本塁補殺の美技に賛辞「本当にグッジョブ」
メジャー700安打目&美技、攻守で2連勝に貢献
アストロズの青木宣親外野手が1日(日本時間2日)の本拠地レンジャーズ戦で攻守で勝利に貢献した。アストロズはこの日6-2の逆転勝ちで2連勝をマーク。青木は2回に本塁への好返球で失点を防ぎ、7回には逆転劇に貢献する内野安打を放った。この安打でメジャー通算700安打となり、日米通算1984安打で通算2000本の大台まで残り「16」とした。この日の守備では現地メディアからも賛辞が贈られている。
この日「9番・左翼」でスタメン出場した青木はまず2回に守備で魅せた。1-1の同点に追いつかれた直後の2死二塁で、マザラが左前安打をマーク。この打球を素早く捕球すると本塁へストライク送球を見せ、本塁生還を狙った二塁走者のアンドルスを刺した。
このプレーには現地で試合を中継した「RootSports South West」の解説も「アオキはヒューストン・アストロズの外野手陣において、優れた肩を持っているわけではありません。ボールに向かって突き進み、ホームプレートまでの距離を短くしました。本当にグッジョブです」と賛辞を贈った。
打撃では2回1死一、二塁の第1打席で投ゴロに倒れたが、5回先頭の第2打席では四球を選ぶと、1点を追う7回無死一塁の場面でショートへの内野安打をマーク。相手の悪送球も絡んで二、三塁とチャンスを広げると、アストロズはその後4安打を浴びせて一挙5得点で逆転に成功した。
出場3試合ぶりのヒットで節目の700安打をマークし、守備でも美技を披露した青木。チームは2連勝でア・リーグ西地区首位を独走している。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count