広島の“ニンジャ”菊池が美技披露! 捕球後倒れ込みながら送球アウト
6回に井領の難しい打球で好守、客席から歓声沸く
広島の菊池涼介内野手が3日、本拠地での中日戦で美技を披露した。
3点リードの7回表、1死一塁の場面だった。打席に立った中日・井領は、広島3番手・一岡が2ボールから投げた3球目の外角フォークを振った。叩きつけるように打たれたボールは高くバウンドしながら二塁守備に就く菊池の方角へ飛んだ。菊池は守備位置から猛ダッシュして打球を捕ると、前に倒れ込みながら一塁へじゃピングスロー。打った井領は一塁ベースへ疾走したが、菊池の送球が新井のミットへ収まるのが一瞬早く、アウトがコールされた。
3月のWBCで好守備を連発し、メジャー関係者から“ニンジャ”と注目を浴びた菊池。その美技に見慣れたであろう本拠地ファンも、惜しみない拍手を送った。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count