日ハム村田、NPB初勝利はならずも6回途中1失点「レベルアップできたかな」

3度目先発でしっかりゲーム作る、「反省はムダな四球が多かったこと」

 日本ハムの村田透投手が3日、本拠地ロッテ戦で今季3度目の先発マウンドに上がり、5回2/3を3安打1失点6奪三振3四死球と好投。NPB初勝利はならなかったが、しっかりとゲームを作った。

 初回は2死から細谷に四球を与えるも、鈴木は空振り三振。アウト3つを全て三振で奪った。2回は2死からヒットを許すも無失点。しかし、3回は2連続見逃し三振の後に荻野に四球を与えると、二盗を許し、細谷にタイムリーツーベースを浴びて先制点を献上した。

 それでも、日本ハムはその裏に西川のタイムリーで同点に追いつく。村田は4、5回と3者凡退の好投。6回に1死から細谷に二塁打を許し、2死から井上に死球で一、三塁としたところで降板。2番手鍵谷が続く香月を見逃し三振に打ち取った。

 米球界から日本復帰した“逆輸入”右腕は、NPB初勝利はならなかったものの、89球の好投。降板後は「試合は作れたのでまずまず良かったのですが、あと1アウトをしっかり取りたかったです。1つでも多くアウトを取りたかったですが、前回登板よりは良くなった感覚はあるので、ひとまずレベルアップはできたかなと思います。反省はムダな四球が多かったこと。もう少し、うまく流れを引き寄せられたら良かったです」とコメントした。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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