復調のソフトB松田が逆転3号2ラン また「熱男~!」、2本目から“回帰”

逆転された直後に会心の一発

 ソフトバンクが、すぐさま試合をひっくり返した。会心の一打を放ったのは、不振から抜け出しつつある松田だった。

 4日の西武戦。4回、逆転を許した直後の攻撃だった。1死から中村晃が四球で出塁し、打席に立った松田。初球、西武先発の十亀が投じたスライダーを一振りで仕留めた。超満員の本拠地の大歓声に押された打球は、左中間ホームランテラス席へ飛び込む3号2ラン。再びリードを奪う一打となった。

 ゆっくりとダイヤモンドを一周すると、ベンチ前でナインとハイタッチ。最後は、ファンとともに「熱男?!」のパフォーマンスを見せた。

 30日のオリックス戦(京セラD)で放った今季第1号の際には、チームスローガンとなっている「1ダホー!」でパフォーマンスを行ったが、2本目からは昨季までと同じで、慣れ親しみ、自身のキャッチフレーズとしても気に入っている「熱男~!」に回帰していた。

【了】

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY