4月低迷の日ハム、5月は今季初3連勝でスタート 加藤2勝目&レアード7号

本拠地でロッテを3タテ、救援陣が4失点も最後は逃げ切る

 日本ハムは4日、本拠地でのロッテ戦に6-4で勝利した。3・4月は6勝19敗と苦しんだが、5月は今季初の3連勝でスタート。先発・加藤が7回102球5安打無失点の快投で2勝目(1敗)を挙げ、打線はレアードの7号先制3ランなどで6点を奪取。救援陣が4点を失うも、最後は何とか逃げ切った。

 初回、日本ハムはロッテ先発・佐々木から先頭・西川のヒット、4番・中田の四球などで2死一、三塁とすると、レアードが打席へ。カウント1-1からのカーブを振り抜き、レフトスタンドへ運んだ。幸先よく3点を先制した。

 加藤は1、2回と3者凡退。3回は2死満塁のピンチを背負うも、細谷を三ゴロに打ち取った。4回は先頭・鈴木にヒットを許すも、井口を併殺に仕留めるなど3人で終わらせると、5回は再び3者凡退に抑えた。

 打線は5回無死一塁で、西川が遊ゴロ併殺打に倒れる珍しい場面も。西川は今季のオープン戦で併殺打を記録しているが、昨年の公式戦では0。2015年9月2日のロッテ戦で一併打に打ち取られて以来で、公式戦は実に610日ぶりのダブルプレーとなった。西川の併殺打は、これが通算8個目となった。

 加藤は6、7回も無失点。すると、打線はその裏に1死二塁で中島がタイムリーツーベース。その後、浅間、近藤にもタイムリーツーベースが飛び出し、3点を加えた。

 8回からは鍵谷が登板。だが、田村は四球、中村は三塁レアードのエラー、荻野はヒットで無死満塁とされると、清田には押し出し四球。1死も取れずに1点を失う。ここで谷元を投入したが、鈴木は四球で連続押し出し。4点差とされた。井口は捕邪飛も、香月の一二塁間へのゴロは田中が追いつきながら、ファーストへ悪送球。記録は内野安打とエラーで、さらに2点を失った。しかし、続く福浦は投ゴロで何とか2点のリードを守った。

 9回は増井が締めて、6-4で勝利。本拠地でロッテを3タテし、5月は好スタートとなった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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