復調の日ハムが4連勝で10勝目 中田2号2ランで浦野2年ぶり勝利演出

今季初&2年ぶり1軍先発の浦野は6回途中無失点の力投

 日本ハムは5日、敵地でのオリックス戦に6-2で勝利した。2年ぶり1軍先発を務めた浦野が、6回途中を6安打1四球5奪三振で無失点に抑える力投。打っては、主砲の中田が今季2号2ランを放ち、勝利を演出した。

 先発のマウンドは4年目右腕の浦野。2015年以来となる1軍マウンドだったが、3回まで毎回得点圏に走者を置きながらも失点しない粘りを見せた。4回、5回を連続で3者凡退としたが、6回に小谷野とT-岡田に連続でライトへヒットを運ばれたところで降板。中継ぎに勝機を託した。

 打線はオリックス先発・西の立ち上がりを捉えた。西川、淺間が連続ヒットで無死一、三塁の先制機を作ると、3番近藤がライトへ犠牲フライを上げて先制に成功。さらに、続く中田がレフトへ2号2ランを叩き込み、浦野に3点の援護を与えた。6回にも西川の犠飛で1点、8回には矢野のタイムリーで1点を追加し、勝利を確実なものとした。

 救援陣は8回に4番手の武田が捕まり、1死満塁のピンチを迎えると、後を継いだ石川が2死満塁から押し出し四球で1失点。それでも最少失点で切り抜けて、5月負けなしの4連勝とした。

 オリックスは、先発の西が初回に3点を失いながらも、7回を投げて10安打4失点と粘投。だが、打線は8回に2安打と四球で1死満塁の好機を作り、何とか1点を返したが、あと一打に欠けた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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