ダルビッシュの“粘り”に軍配 得点圏27打数連続無安打vs得点圏打率.350の戦い
得点圏に置いて33打数無安打は球団2位、マリナーズは最近10試合で得点打率.350も
窮地に強いダルビッシュの真骨頂は7回だった。先頭エレディアを1-2と追い込みながら3連続ボールで歩かせると、送りバントと暴投で1死三塁のピンチを迎える。しかし、絶体絶命のピンチでダイソンをスライダーで空振り三振。続くセグラにはファウルで粘られながらも9球目のスライダーで中飛に仕留めた。
記事では、ダルビッシュが球団記録に近づいていることも紹介している。「ダルビッシュは昨年からスコアリングポジションにランナーを置いて33打数連続で得点を許していない。レンジャーズの歴史上で2番目に長い連続記録だ」と紹介。1989年に右腕チャーリー・ハフが記録した35打数に次ぐ、球団2位の記録となったという。
一方、この日、ダルビッシュ相手に残塁の山を築いたマリナーズは、この試合までの10試合で絶大な勝負強さを誇っていた。MLB公式サイトのマリナーズ番記者、グレッグ・ジョンズ氏はツイッターで、最近10試合のマリナーズの得点圏打率が.350だったと紹介した。ダルビッシュの窮地での強さが一層際立つデータとなった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count