ダルビッシュ、ヤンキースへトレードなら「先発NO1になれる」と米メディア
トレード候補球団に若手有望株の多いカブスとヤンキース
現時点での先発投手の様子や今季終了後のFA市場を考えた場合、記事ではダルビッシュをトレードに出す見返りとして「トップ50入りする若手有望株と期待できそうな2選手」が妥当だと予想。同時に、レンジャーズは「プライスやグリンキーに近い価値を期待しているだろう」とリポートしている。
ダルビッシュを戦力として必要とし、妥当なトレード要員が用意できるチームはどこか。記事では、その筆頭候補として、上原浩治の所属するカブスを挙げている。「第5の先発が固定できないカブスは、チーム屈指の投手たちの球速や投球内容が低下している」と指摘した上で「この夏、間違いなく投手を補強する」と断言。昨季のチャップマンのトレードも踏まえ、必要と感じればチームにひしめく若手選手たちを喜んで放出するだろうと予想している。
また、もう1つの候補としてヤンキースを挙げている。「ダルビッシュは、現在ヤンキースに欠けている正式なNO1先発投手になれるだろう」と予測。ここ2年ほどで潤沢となった若手選手層があれば、トレードに応じられると見ているようだ。さらに、ダルビッシュが今オフFAになった場合、ヤンキースが獲得に乗り出すと予想。「交渉を有利に進めたり、ニューヨークで投げることに慣れるためにも」トレードで大きな見返りを払う価値はあると見ている。
ダルビッシュは予想通りにトレードに出されるのか。あるいはレンジャーズが巻き返し、プレーオフ進出を果たすのか。今オフのFA市場も含め、しばらくダルビッシュから目が離せなさそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count