ダルビッシュ、7月にトレードの可能性低い? 米敏腕記者「簡単ではない」

契約最終年のダルビッシュ、レンジャーズが低空飛行なら他球団は「期待」も…

 レンジャーズのダルビッシュ有投手について、米敏腕記者が今季中にトレードに出される可能性は低いとの見解を示している。

 ダルビッシュは今季が6年契約の最終年。このままならば、シーズン終了後にフリーエージェント(FA)となる。レンジャーズは開幕から31試合を消化した時点で、13勝18敗のア・リーグ西地区最下位と苦戦。このまま低空飛行が続けば“再建モード”に入り、7月のトレード期限までにダルビッシュを放出して代わりに若手有望株を獲得するのではないかとの声が早くも出始めている。

 ただ、スクープを連発することで知られている「FOXスポーツ」のケン・ローゼンタール記者が、テレビ番組でこの流れに否定的な見解を示したと、米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が取り上げている。

「他球団の関係者はレンジャーズのダニエルズGMが、トレード期限までチームが低迷をすれば、積極的に動くことを期待している。これは、FAとなるダルビッシュのことを指しているが、決して簡単なことではないだろうとローゼンタールは論じている」

 記事では、このように紹介。トミー・ジョン手術からの復帰2年目を迎えているダルビッシュは、ここまで7試合登板で3勝2敗、防御率2.76と好成績を残し、“完全復活”を印象づけている。確かに、ダルビッシュを放出すれば、レンジャーズが相手先の球団から有望な選手を獲得できるのは確実だろう。

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