田中将大、4回無死満塁を“気持ち”で乗り切り2度雄叫び「自分に対する“喝”」

試合前から気合十分「僕がしっかりと長いイニングを投げて…」

 チームは前日7日(同8日)にカブスと延長18回の死闘をの末に勝利を飾ったが、先発を翌日に控えた田中は一足先にシンシナティへ移動。ホテルの自室で試合の様子を見守っていたという。6時間5分の戦いを全て見届けたかというと…「18回の表に勝ち越して、18回の裏に勝利の瞬間を見届ける前に、18回の裏で寝てしまいました(笑)。…見たかったけど寝ちゃった(笑)」と、申し訳なさそうに笑った。

 それでも、稼働率が高いブルペン陣を助けたいという思いは強かったようだ。「昨日あれだけのゲームをしているし、僕がしっかりと長いイニングを投げてっていう気持ちは、マウンドに上がる前からありました」と、この日は試合開始前から“気合”が籠もった登板だったと力強く話した。

 好調続くヤンキースは、この日は大型新人のジャッジは出場しなかったが、13安打10得点で6連勝。今季最多112球で気合の投球を見せたエースに打線が呼応した勝利となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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