ソフトBがキューバ選手の獲得発表 左腕モイネロ&“二刀流”コラスと育成契約
モイネロはWBCに出場、コラスはU-18W杯でキューバ代表の4番
ソフトバンクは10日、キューバ人のリバン・モイネロ投手(21)とオスカー・コラス内野手(18)が、新たに育成選手として加入すると発表した。モイネロが背番号「143」、コラスが「144」となる。
キューバ国内リーグのピナール・デル・リオでプレーしていたモイネロは、今春のWBCにもキューバ代表として出場していた左腕。WBCでは3イニングを投げて、7個の三振を奪っていた。16年のシーズンは15試合に登板し、8勝4敗2セーブ、防御率3.25という成績だった。ソフトバンクにとって若い左投手は懸案事項の1つで、その補強ポイントを埋める存在として期待がかかる。
コラスはキューバ国内リーグのサンティアゴ・デ・クーバに所属し、内野、外野だけでなく投手としてもプレーするという“二刀流”選手。15年に日本で開催されたU-18W杯にキューバ代表の4番として出場していた。昨季は、野手として23試合に出場し、79打数22安打、打率.278、4本塁打。186センチ95キロと恵まれた体格を誇る。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani