日ハム・レアード、加藤先発の試合では4発&11打点目「そろそろご飯に…」
2打点の活躍で勝利に貢献、加藤が先発すると大活躍「自分が先輩だけど…」
日本ハムのブランドン・レアード内野手が10日、本拠地での西武戦で2安打2打点の活躍で2-1での勝利に貢献した。
1点を追う初回2死一、三塁で十亀の低めボール気味のカーブをうまく中前に運ぶと、同点で迎えた3回2死二塁でスライダーを中前に弾き返した。「バットに当てるのに必死だった。加藤がすごくいいと投球をしていたので、援護したかった」。同点打&勝ち越し打を放った助っ人は笑顔を見せた。
今季、加藤貴之投手が先発した試合は、6試合で23打数7安打11打点、4本塁打と大当たりしている。加藤とそろって上がるお立ち台は今季3度目。「自分が先輩だけど、そろそろご飯に連れて行ってもらいたいです」とファンの前でおねだりした。
その言葉を聞いていなかった加藤は「なんすか?」と聞き返してから「わかりました」と苦笑い。お立ち台での絶妙なかけあいでファンの爆笑を誘った。
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石川加奈子●文 text by Kanako Ishikawa