田中将大のMLB勝率が1901年以降歴代1位浮上! 米データサイトがレポート

トップ10入りも現役投手で唯一、現役2位はカーショー

 田中はここまでメジャー80登板以上の現役投手の中で勝率1位をキープしてきたが、前回の登板で勝率が.7166から.7213に上昇。500イニング以上の投手で1位となっていたスパッド・チャンドラー(.717)を上回った。

「Baseball-Reference.com」によると10日時点でトップ10入りしてる現役投手は田中のみで、.679(131勝62敗)で現役2位のクレイトン・カーショー(ドジャース)は全体11位、.645(129勝71敗)で現役3位のマックス・シャーザー(タイガース)は全体39位となっている。

 勝敗には投手の純粋な能力以外にも様々な要因が絡むため、それだけでは投手の価値を判断できない。また、カーショー、シャーザーは田中の3倍以上のイニング数を投げており、田中が今後もその高勝率を維持できるかもポイントとなるだろう。ただ、メジャーの歴史を振り返ってもここまでの勝率が圧倒的であることは紛れもない事実。田中は日本時代と同様、「勝てる投手」として強烈な輝きを放ち、名門に貴重な白星をもたらし続けている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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