首位独走アストロズで貴重な働き 青木宣親を監督も高評価「様々な形で貢献」
出場3試合連続のヒットで日米通算2000安打に「13」
アストロズの青木宣親外野手が11日(日本時間12日)の敵地ヤンキース戦で二塁打を放った。この日は「9番・レフト」で2試合ぶりにスタメン出場。二塁打を含む3打数1安打1盗塁1得点でチームの3-2の勝利に貢献した。これで出場3試合連続のヒットとなり、日米通算1987安打(MLB703本、NPB1284本)で節目の2000安打まで「13」。現在、ア・リーグ西地区首位を独走するアストロズのヒンチ監督もその働きを高く評価している。
青木は3回先頭の第1打席で空振り三振。5回1死二塁の第2打席も投ゴロに倒れたものの、二塁走者がアウトになる間に出塁し、その後、盗塁をマーク。スプリンガーのセンターへのヒットでチーム3点目のホームを踏んだ。
2点リードで迎えた7回2死走者なしの第3打席でヤンキース先発ピネダの93マイル(約150キロ)の初球に華麗な流し打ちを見せ、左翼線への二塁打をマーク。後続が凡退して追加点にはつながらかったが、好機を演出した。
試合後、ヒンチ監督もその働きを高く評価し、「様々な形で勝利に貢献している」と語った。4連勝で貯金を13に伸ばしたチームの中で、35歳のベテランは貴重な戦力として期待を寄せられている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count