日本ハムが67年ぶり球団タイ記録の1試合7本塁打 前回記録は“東急”時代

5回にはレアードと大田が2本目のアーチ

 4回裏には前の打席でフェンス手前のフライに倒れていた西川選手が、今度は正真正銘のフェンスオーバー。「いい追加点になって良かった」と胸をなで下ろした3号2ランで加点すると、5回裏にはレアード選手の9号2ランと大田選手の3号2ランで6本塁打。ともに1試合2本目となるアーチで千葉ロッテを突き放すと、なおも続く好機で4番・中田選手が打った瞬間にそれと分かる3号2ランを放った。「会心で、打った瞬間やったね。みんなの流れに便乗したよ」という文句なしの一振りで締めくくった。

 今季加入の大田選手が、かつての本拠地・東京ドームで2本塁打を放つなど、1950年5月31日(当時:東急フライヤーズ)以来となる記録を達成した北海道日本ハム。しかし、順位はいまだに5位と低迷が続いている。球団初となる2年連続で日本一に輝くためにも、今日の「猛打」の勢いをこのまま継続させ、まずは借金完済といきたいところだ。

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