Dバックス捕手、衝撃的な顔面死球…鼻骨折&歯を数本折るも「出場する」
「彼は『必要であれば今日も出場する』と言ってきた」
「彼自身はとても楽観的でいてくれており、我々もそれは良いことだと思っている。昨日はとてもチーム全体が感傷的であった。彼の反応たるや…彼は戦士でありチャンピオンだ。昨日彼はひどく打ちのめされたが、大丈夫そうにしているところを見れて、我々もみんな嬉しく思っている」
「彼は『必要であれば今日も出場する』と言ってきたんだ。もちろんそんなことは起きないけどね。復帰させるまでに、検査などを通じて彼が万全だと確かめなければならない」
ロブロ監督のコメントからは、アイアネッタの強靭な精神力が見て取れる。死球を与えたバルバトが本人に携帯電話でメッセージを送ると、冗談交じりの返信があったことにも、記事では言及している。
両チームには、過去に死球をぶつけ合う“因縁”があったというが、指揮官は今回は無関係であると強調。控え捕手のハーマンが「野球界には、選手の頭めがけて投球しようとしている人なんていないはずだ、特に顔面には。深刻なダメージの原因にもなり得る」と話し、パイレーツのハードル監督も「(あの光景は)恐ろしいことだよ。誰だってあんなことを求めているわけではない」と振り返ったという。
選手生命に関わる大怪我になる危険もあったが、現時点では、まさに“不幸中の幸い”といえる状態のようだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count