低迷ロッテ、助っ人コンビはようやく機能? パラデス「悪い流れを断ち切る」
ダフィーは6試合4本塁打の量産「チームを引っ張っていけるように」
ダフィー、パラデス。ロッテの両新外国人がそろってようやく機能し始めた。
14日の日本ハム戦、2-4と敗れたが、2回にダフィーがメンドーサから左翼席へ先制の4号ソロを放った。最近6試合で4発の量産で「打ったのはシンカー。見逃せばボールだったかな。ジミー(パラデス)も戻ってきたし、2人でチームを引っ張っていけるように頑張る。母の日なので、(ピンクの)バッティンググローブに感謝の気持ちを込めて、母に捧げるホームランを打つことができた」と話した。
4月21日に登録抹消され、2軍でメンタル面と軸足に体重を残す打撃改造に取りくんだパラデスは、2回に2点目の足掛かりになる右前打と二盗も決め、9回にも先頭で右前打。1死二、三塁と一打同点の見せ場を作った。「感じはよかった。自分の持ち味は最大限出せた。チームの状態は心配だが、悪い流れを断ち切りたい。自分ならできると、自分を信頼して打席に入った」と気持ちの切り替えもうまく出来始めている。
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細野能功●文 text by Yoshinori Hosono