楽天茂木、球団初の生え抜き2桁本塁打に「2」 梨田監督「20本はいける」
2~4番の外国人選手の前後を担う日本人選手が活躍する楽天
2番から4番まで外国人選手を並べるラインナップが話題となった今季の楽天。だが、前後を担う日本人選手の存在も大きい。1番の茂木、5番の銀次、7番の島内、8番の岡島がここまで固定され、各自が3割前後の打率をマーク。3、4番の外国人選手の打率が高くなくても、この4人が好調なことで、相手投手の脅威となっている。2013年の優勝を知る銀次、島内、岡島に、2年目の茂木が加わり、一気に厚みが増した印象だ。今季ここまで連敗は1度。大きな連勝がなくても、首位を快走できる要因がここにある。
この日は母の日。ヒーローインタビューで茂木は「いつも心配ばかりかけている。元気でプレーしている姿を、テレビで見てくれていると思います」と感謝を述べた。さらにお母さんへのメッセージを要求されると「恥ずかしいですね…」と照れ笑いしながら「いつもありがとうございます。これからも元気で頑張ります」と語り、福岡のファンからも温かい拍手が送られた。
楽天の生え抜き選手で、2桁本塁打を達成した選手はいない。これが、毎年、チームの課題ともされてきた。この日の8号で、早くも昨年の7本を超えた茂木。梨田監督が「20本は打てる」と期待する通り、10本は時間の問題だろう。そのアーチ一本一本で、これからもチームに白星をもたらしていく。
楽天・茂木のヒーローインタビュー【動画:パ・リーグTV】
(記事提供:パ・リーグ インサイト)
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「パ・リーグ インサイト」編集部●文