ヤンキース守護神チャップマンがDL入り 左肩回旋腱板腱炎で約1か月離脱
代役守護神にはベタンセスを起用
ヤンキースの守護神アロルディス・チャップマン投手が14日(日本時間15日)、左肩回旋腱板腱炎で故障者リスト(DL)入りした。球団公式サイトによると、左腕は4月26日(同27日)のレッドソックス戦後に肩に違和感を感じていたという。
好調ヤンキースにまさかのニュースが飛び込んできた。100マイル(約162キロ)の剛速球を投げる守護神チャップマンが左肩回旋腱板腱炎で、少なくとも1か月は戦列を離れる見通しとなった。最近の試合で、打者を抑えはするものの、今ひとつ調子が上がらなかった左腕は、MRI検査を受けた結果、左肩回旋腱板腱炎と診察されたとそうだ。
記事によれば、チャップマンは4月26日のレッドソックス戦で違和感を感じたが「治療を続ければ何とかなると思っていた」と、違和感を持ったまま登板し続けたが、症状は改善されなかったという。キャッシュマンGMは、2週間はノースロー調整で患部の回復を待ち、そこでもう1度状態を診断し、復帰プランを立てると明かしたそうだ。
チャップマンの不在中は、セットアッパーを務めていたベタンセスが守護神を務める。ベタンセスは昨季17度のセーブ機会に登板し、12セーブを挙げている。
チャップマンは今季14試合に登板し、21奪三振、防御率3.55と不安定だった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count