田中将大、自己ワースト2回途中8失点KO…ワーストタイ4被弾で6勝目ならず

初回に満弾含む3被弾で6失点、2回にはスプリンガーに2打席連続ソロ浴びる

 今季6勝目を目指すヤンキース田中将大投手は14日(日本時間15日)、本拠地でのアストロズとのダブルヘッダー第2試合に先発。初回に満弾を含む3被弾で6失点を喫するなど乱調で、1回2/3を投げて4被弾を含む7安打2四死球3奪三振8失点(自責8)でKO降板した。

 田中は立ち上がりから制球が定まらず、苦しい展開となった。先頭スプリンガーにフルカウントからの8球目をバックスクリーンへ先頭打者弾とされると、続くレディックには初球を右翼席へ叩き込まれる2者連続弾。その後もコレイアとベルトランの連続右前打とグリエルへの死球などで2死満塁とすると、WBC米国代表のブレグマンに初球スプリットを左中間席に飛び込む大きな満塁弾とされ、この回一挙6点を失った。

 初回だけで32球を投げた田中は、2回も制球は安定せず。先頭スプリンガーに2打席連続本塁打を許すと、2死からコレイアに四球、ベルトランに右翼フェンス直撃二塁打を浴びて1失点。自己ワースト8失点を喫したところで、ジラルディ監督はたまらず投手交代を告げた。

 1回2/3での降板は自己最短。8失点は自己ワーストで、4被弾は昨年9月21日レイズ戦以来となる自己ワーストタイだった。田中はこれまでアストロズ戦に3度先発し、0勝1敗、防御率6.89と不得手とする相手だったが、この日も立ち上がりから捕まった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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