田中将大、無念の記録的KO登板…2回までに4被弾以上は球団史上2人目

勝ち星はリーグ3位タイも、防御率はワースト5まで低下

 田中は軒並み自己ワーストも記録してしまった。8失点と自責点8は共に自己ワーストで、1回2/3での降板は2014年9月27日レッドソックス戦以来2度目、4被弾は2016年9月21日レイズ戦以来2度目の自己ワーストタイだった。また61球での降板は、2014年9月27日レッドソックス戦の50球に次ぐ2番目に少ない球数。昨年6月24日から続いていた本拠地での連勝記録は、歴代2位の「9」で止まった。

 天敵アストロズに対する防御率も2桁に。これでアストロズ戦では合計4試合に先発し、0勝2敗、防御率10.38という相性の悪さだ。さらに、防御率を再び5.80まで上げてしまった田中。5勝(2敗)は1位と1勝差のリーグ3位タイだが、防御率は規定投球回に到達しているア・リーグ49投手の中で45位と“ワースト5”だ。

 ヤンキースは追い上げたものの、7-10で敗戦。次回登板では安定した投球でチームを勝利へ導きたい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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