「何とか復活して欲しい」― 好投直後に離脱、松坂大輔の今

好投直後に右肩違和感で離脱、松坂に回復の兆し

 めっきりその名を見ることが少なくなった。ソフトバンクの松坂大輔投手。オープン戦最後の登板で7回無安打無失点の好投を見せたものの、4月半ばに右肩の違和感を訴えた右腕。復帰へ向けてリハビリ中の松坂は今、どうしているのだろうか。

 ソフトバンクのリハビリ組は福岡・筑後市にあるファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」で日々、治療やトレーニングを行なっている。そこには現在、登録を抹消されている和田毅や武田翔太、そして右肩違和感からの復帰を目指しているドラフト1位ルーキーの田中正義など、残念なことではあるが、豪華な顔ぶれが並んでいる。

 ただ、松坂は現在、あまりこのファーム施設に姿を見せていない。まず、右肩の炎症を取り除くことを最優先とし、関東にあるかかりつけの病院での治療をメインにし、トレーニングはその関東地方で並行して行なっている。

 心配なのはその右肩の状態だが、徐々に回復の兆しを見せているようだ。

 これまでファーム施設を訪れても、クラブハウス内にあるウエートルームでの筋力トレーニングや有酸素系のトレーニングを行うだけで、室内練習場に姿を見せることも少なかった。なかなか炎症と痛みが取れない状態が続き、キャッチボールも行わず、ノースローを続けていた。

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