ダルビッシュ、7回1失点9Kの好投！　4勝目＆通算50勝目の権利持って降板

5試合連続でQS達成

　レンジャーズのダルビッシュ有投手が16日（日本時間17日）の本拠地フィリーズ戦で7回を4安打9奪三振1失点と好投し、今季4勝目、メジャー通算50勝目の権利を持って降板した。ダルビッシュはこれで5試合連続でクオリティースタート（QS、6回以上を自責3以内）となった。

　初回、先頭のヘルナンデスを遊ゴロに打ち取ると、2番ヘレラに中前安打を浴びたが、3番アルテールを二ゴロ併殺に仕留めた。その裏、マザラの先制ソロで援護を受けると、2回は4番ジョセフ、5番ソーンダースと連続で空振り三振に仕留め、6番フランコを一邪飛を打ち取った。

　3回、4回も3者凡退に打ち取ると、レンジャーズは4回1死二、三塁からチリーノスの三ゴロの間に追加点。ダルビッシュは5回2死からフランコに右翼線へ二塁打を浴びたが、7番ラップを見逃し三振に仕留めて点を与えない。すると、レンジャーズはその裏、ルクロイが右翼線へのタイムリー二塁打を放ち、リードを3点に広げた。

　5回までわずか51球で終えたダルビッシュは6回先頭のガルビスからこの日7個目の三振を奪ったが、直後、9番スタッシのレフト方向へのフライに遊撃手と左翼手が交錯。遊撃手のアンドルスが捕球できず、この失策で1死二塁となった。それでもヘルナンデスの四球後、ヘレラを空振り三振、アルテールを右飛に仕留めた。

　7回は先頭のジョセフにレフトへヒットを浴びると、2死一、二塁からガルビスに中前安打を浴びてこの日初失点。しかし2死一、三塁でスタッシを空振り三振に仕留めて追加点を与えなかった。

　ダルビッシュはこの回で降板。この日は7回95球で4安打9奪三振1失点で防御率2.76となっている。