ホークス千賀離脱の危機、代役に最も近い投手は?
千賀の代役候補は…
和田と武田の離脱は、摂津正、そして中継ぎから配置転換された寺原隼人をローテに入れ、何とか凌いできたソフトバンク。左右の両輪を欠きながら、チームは2位まで浮上し、改めてその強さを見せつけてきていた。
では、千賀が離脱となった場合、その代役は誰が務めるのか。
その筆頭候補には、山田大樹の名前が挙がる可能性が最も高い。ちょうどオリックス戦が行われていた同時刻、2軍本拠地のタマホームスタジアム筑後で今季初のナイターで行われたウエスタンリーグの中日戦で左腕は先発。6回を投げて4安打の好投。2点を失ったものの、これは味方の失策が絡んだものであり、自責点はゼロだった。
現在、ウエスタンリーグで先発している中で、最も安定感があるのは山田である。4月30日の広島戦(由宇)で9回4安打1失点で完投するなど、ここ4試合で28イニングを投げて自責点はわずかに2。防御率0.64をマークしている。