ホークス千賀離脱の危機、代役に最も近い投手は?

山田自身は1軍登板“渇望”、千賀離脱の場合に救世主に?

 もう1人のベテラン左腕、大隣憲司は14日の阪神戦(上富田)で5回13失点と大炎上しており、現状では山田の方が状態がいい。

 ここまで安定した投球を続けながら、上からのお声がかからない状況。「状態がいいとは思っていないし、1軍でやらないと分からない。(2軍で抑えても)意味がないといえば、意味がない。いいかどうか実感しづらいし、これが正解かどうか分からない」と山田自身も、1軍での登板に飢えている。

 その他に候補に挙がるとすれば、オリックス戦で2番手で登板した石川か、1軍で中継ぎ待機している松本裕樹、そして17日のウエスタンリーグ中日戦(タマスタ筑後)で先発予定の高橋純平、同じく18日の同戦で先発予定の笠原大芽といったところか。

 千賀が軽症であることが1番だが、離脱となった場合、誰がチームの救世主となるだろうか。

【了】

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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