DeNAが延長先制して4連敗阻止、先発ウィーランド本塁打&ロペス決勝犠飛
9回に宮崎、戸柱の連続タイムリーで同点に追いつく
DeNAは17日、敵地での広島戦に延長10回の末、5-4で逆転勝利した。先発ウィーランドが6回5安打無失点&先制ソロと投打で活躍。一時は逆転を許すも9回に同点に追いつき、10回にロペスの犠飛で勝ち越した。
ウィーランドは立ち上がりから安定した投球を披露した。2回は2死満塁のピンチを招くも、打者・大瀬良をライトフライ。5回2死三塁では菊池をレフトフライに打ち取った。
マツダスタジアムに衝撃が走ったのは6回だ。先頭で打席に立ったウィーランドは、そこまで2安打無失点投球だった大瀬良から弾丸ライナーで左中間フェンスを越える1号先制ソロを放った。これにはラミレス監督も驚きの表情を見せていた。
自らのバットでリードを奪った右腕は、その裏には2死二塁とピンチを迎えるも、エルドレッドをこの日最速148キロの直球で空振り三振斬り。6回5安打無失点でマウンドを降りた。
悪夢は7回だった。2番手の三上が大乱調。1死二塁から代打・西川にライト前への同点タイムリーを許すと、続く田中に勝ち越し2ランを浴び、菊池にも左翼フェンス直撃の二塁打を浴びて交代となった。3番手の砂田が鈴木にタイムリーを打たれて、この回4失点。試合を一気にひっくり返された。
だが、4連敗目前に迫った3点ビハインドの9回に打線が奮起した。1死一、二塁から宮崎が右翼へ走者一掃タイムリー三塁打を放つと、続く戸柱がセンターへ同点タイムリー。ウィーランドの好投に報いた。10回には相手失策などで1死満塁とすると、ロペスがきっちりライトへ犠飛を放って勝ち越しに成功。最後は守護神パットンが締めた。
4連敗を阻止したDeNAは3位巨人に1.5ゲーム差に迫った。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count